2016.10.08更新

こんにちは!
神戸市灘区 六甲道駅付近の歯医者「村田歯科医院」です。

今回は歯周病と肺炎の関係についてのお話です。

一見なんの関係もなさそうな歯周病と肺炎ですがですが、実は深く関係しています。
ある調査では集中治療室に入院中の患者さんと、歯科へかかっている患者さんのお口の中を比較してみると、集中治療室に入院されている方は約6割の方に肺炎を引き起こす細菌が歯の周りに住み着いていたようです。
しかし、歯科へかかっていた方のお口の中には見られなかったという調査結果がでました。そこからお口の中が汚れていると、細菌が多く繁殖され歯の周りから身体のなかに細菌が入り込んで肺炎を引き起こすのではと考えるようになりました。

歯周病の方は、歯周病菌が多くお口の中に滞在しています。そして、ご高齢の方は飲み込む力が弱くなり、嚥下障害の方が多くいらっしゃいます。このことから、細菌が肺に到達しやすく、結果的に肺炎を引きお起こす原因になります。

医科と歯科が協力して行っていかなくてはいけません。

投稿者: 村田歯科医院